新生活応援企画
「先輩が語る!私の職業人生」
アルテに関わるキャスト・スタッフの方々に人生のターニングポイントや乗り越えてきた壁、将来の夢について語っていただきました! 

06 EDテーマアーティスト/ダーチャ役
 安野希世乃

――過去、人生を変えたターニングポイントや大きな壁にぶつかった経験を教えてください。
養成所に入ってからデビューまでの期間でしょうか。小学校低学年の頃にはすでに声優になりたいと思うようになり、16歳から養成所に入ったんです。でも、デビューしたのは21歳のとき。かなり時間が掛かりました。
普通、声優の養成機関って基礎課が1年か2年あって、それで芽が出なければその上のクラスにはいけないんです。しかも、上がれても在籍できるのは長くて2年ぐらい。この期間に事務所に所属するか、オーディションに受からないといけないのですが、気付けば20歳になっていて…。大学もあったので、当時はあと1年通ってダメだったら諦めて就職活動をしようと覚悟しましたね。
転機が訪れたのは、その最後の年のクリスマス。マネージャーさんからオーディションに受かったという連絡があって、ようやくデビューが叶いました。いま振り返っても、当時は不安と心配で時間だけが過ぎていって、焦っていました。でも、そのときに支えになったのが、歌でした。お芝居で落ち込んで追い込まれても、歌うとすっきりしましたし、楽しい気持ちになれました。改めて、歌には救われたなって思います。
――現在、何か乗り越えたい、この壁を打ち破りたいと考えていることを教えてください。
時間がないこと、ですね(笑)。やりたいことや学びたいことはたくさんあるのに、時間が足りないから手が伸びないということが多くて。時間管理が上手にできるようになるのが一番なので、自分なりにうまくやりくりしたいというのが今の目標ですね。
――未来について、今後目指していきたいこと、次に乗り越えたい壁を教えてください。
自分の関わる「声優」の仕事って創作活動の一端ではあるけれど、根幹ではないんですよね。原作や原案となる物語が最初にあり、それを再解釈したアニメーションやゲームがあって。それをまた再解釈して命を吹き込むのが、声優の仕事なんです。そういう関わり方をしているからこそ、例えば「安野さんがきっかけでこの作品を見るようになりました」って言っていただけると、本当に嬉しくなります。自分が作品と誰かを繋ぐ機会になっていた、自分がやっていることは意味のあることなんだって。だから、これからも創作の一端に関わる者として、いい波紋を広げられたらなって思います。あとは自分が興味のあるもの、例えば日本酒がお仕事に繋がったように(笑)、好きなものが別の分野に繋がったら嬉しいですし、誰かの興味に繋がったら嬉しいですね。